SDGsの取り組み 高崎商大附高

PETボトル削減へ
校内にウォーターサーバー 同窓会が全生徒にボトル贈呈

高崎商大附高(安齊義宏校長)は、SDGs(持続可能な開発目標)活動の一環として、校内にウォーターサーバーを新設。これを受け同校同窓会(杉本ゆかり会長)は、全校生徒にウォーターボトルを贈呈した。

これまで、同校には飲用冷水器があったが、一昨年からコロナ感染予防のため使用不可に。代わりに自販機でペットボトルを購入する人が増えた。「ペットボトル削減はSDGs達成に不可欠」として同校は昨年、校内に冷水と常温水が出るウォーターサーバーを13台導入。同窓会では、飲水時に活用してもらおうと全生徒1360人に携行ボトルを寄付することにした。

ボトルには在校生2人によるデザイン画をプリント。デザインを手掛けた普通科3年佐藤百華さん=写真右=は「何事もチャレンジする精神を表現した。後悔の無い高校生活を送りたい」、総合ビジネス科1年矢島こまちさん=同左=は「時間の流れの中で移ろう四季をテーマに描いた。ペットボトル削減で自然がより豊かになることを願う」と話す。同窓会長の杉本さんは「これを機にSDGsの取り組みに関心を持ってほしい」と呼びかけた。

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