春の兆し楽しむ、花見の作法「探梅」

夜は幻想的なライトアップも
安中・秋間梅林

ぐんま三大梅林のひとつ安中の秋間梅林が開園し、梅の開花時期に合わせた「秋間梅林祭」を開催中。期間中は、梅を使った郷土料理が楽しめる食堂や売店が開店するほか、梅林のライトアップやマルシェなど、様々なイベントが予定されている。3月下旬まで。

秋間川上流の丘陵地帯に広がる同園には、約3万5000本の紅白梅が植えられている。今年は寒さが厳しく例年より開花が遅れており、現在はまだ一分咲き程度。咲きそろった梅を愛でるには早いが、早咲きの梅を探す〝探梅〟を楽しむことができる。梅林の観光案内所によると「一輪、一輪と咲く梅を探す、今はまさに『探梅』の時期。満開の梅を愛でる『賞梅』散りゆく梅を惜しみながら見送る『送梅』と、開花の段階とともに春を待つ、古くから伝わる梅観賞の楽しみ方です」と話す。

開花祭、いも煮会、梅林ウォーキングなどのイベントは中止。物産販売(11~13日)、吹奏楽演奏(12日)、和太鼓演奏(19日)などが予定されている(状況により変更あり)。梅林は入場無料駐車場は土日・祝日有料問い合わせは、市観光経済課(027・382・1111)

梅林を華やかに照らすライトアップは、25・26日、3月4・5日、11・12日の6日間=写真は試験点灯。昼間とは違う、幻想的な梅林が楽しめる。午後6〜8時。秋間梅林観光協会=https://www.facebook.com/annakaakima/

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