赤、ピンク、白…50種5千株の華麗なシャクヤク

富岡で 来週にかけて見ごろに

赤、白、ピンク、黄色など色鮮やかで華麗な花「シャクヤク」が、富岡市上黒岩の「富岡しゃくやく園」で咲き乱れている=写真左は過去。

もともと切り花を生産していたという同園は、一般公開を始めて今年で30年目を迎えた。約5千平方㍍の敷地で50種5千株を栽培。色に加え咲き方も多彩で、一重、二重、八重のほか、内側に小さな花弁が密集している翁咲きなどバリエーションが豊かだ。ボタンが樹木であるのに対しシャクヤクはボタン科ボタン属の多年草。同園の矢野隆一代表(72)は「近年、新しい品種がどんどん生まれ、きれいな花が増えてきました。この季節にしか見られないエレガントで美しいシャクヤクの魅力を楽しんでほしい」と話す。現在、華やかなゴールデンラズベリーローズ=写真右=やヒラリーなどの品種が見頃。園全体としては来週にかけてピークという。

今月下旬まで開園。午前10~午後6時。入園400円。中学生以下無料。園内はバリアフリー。通販で切り花セット(10本または20本)を販売中。現地では1本200円。同園(0274・63・0772)。

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