廃線25年前の賑わいを再び!“鉄道のまち横川”で記念イベント

汽笛吹鳴やヘッドマーク限定掲出など
碓氷峠鉄道文化むらで30日、10月1、2日

信越本線横川・軽井沢間の廃止から25年。安中の碓氷峠鉄道文化むら=写真=では節目を記念し、特別企画「横川メモリアルフェスティバル」を今月30日から10月2日まで開く。廃線当時の雰囲気を体験してもらおうと企画。旧職員によるトークショーやフィナーレの夜を彷彿(ほうふつ)とさせる汽笛吹鳴(すいめい)など多彩なイベントが行われる。

信越本線横川・軽井沢間の廃止から25年。安中の碓氷峠鉄道文化むら=写真=では節目を記念し、特別企画「横川メモリアルフェスティバル」を今月30日から10月2日まで開く。廃線当時の雰囲気を体験してもらおうと企画。旧職員によるトークショーやフィナーレの夜を彷彿とさせる汽笛吹鳴など多彩なイベントが行われる。

期間中は、ラストラン当日まで実際に使用されていたEF63形電気機関車の「さよならヘッドマーク」の限定掲出や、今夏誕生した鉄道文化むらオリジナルキャラクター横川結・夢姉妹のグッズが当たるシールラリー(小学生限定)を実施。夜間営業する10月1日は、旧横川運転区職員によるメモリアルトークショー(有料、要予約)やED42形アプト式電気機関車運転台の公開(事前申し込み後抽選)、夜行トロッコ特別運行(有料)に加え、189系特急あさま号とEF63形電気機関車の共演吹鳴や、EF62形の汽笛吹鳴を行う。特急あさま号の車内公開(有料、整理券配布)では、園内で購入した峠の釜めしのみ車内で食べることも可能だ。同2日は解説員による「急勾配との闘い」スライドトークショー(有料、要予約)を開くなど盛りだくさん。 同園の小﨑正人事務局長は「横川・軽井沢間が廃止になってから四半世紀が経ちます。25年前の横川には多くの人が集まり、峠を越える列車との別れを惜しみました。往年の『鉄道のまち横川』が蘇るフェスティバルで、当時の賑わいに思いを馳せてください」と語る。なお、鉄道資料館内展示室では一般公募による碓氷線の写真展を開催中(10月31日まで)。30日までは一般500円、小学生300円、小学生未満無料。10月1日からは一般700円、小学生400円。同園(027-380-4163)。

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