理容専門学校の先輩後輩ともに全国で銅メダル!

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悔しさとうれしさと 理容パワー全開!

全国3位に輝いた2年生の茂木一太さん(右)と卒業生のラモストシオさん(左)

群馬県理容専門学校の2年生と卒業生が理容技術の向上を目指す全国大会で銅メダルを獲得した。

2年生の茂木一太さん(20=渋川市)は、7月の関東地区予選を1位で勝ち抜き、11月には、北海道から九州までの地区大会で選出された学生が競う理美容甲子園「全国理容美容学生技術大会」(丸善インテックアリーナ大阪)に出場。理容部門の「クラシカルバックバリエーションセット種目」で、見事3位の銅賞を獲得した。クラシカルバックとは、伝統的な美しい刈り上げとファッション性あるデザインのヘアスタイルだ。

3カ月間、この日のために学校や自宅で練習した茂木さんは、「初出場で緊張したが、学校の先生方やラモストシオ先輩にも教えてもらい力を尽くしたがとても残念。優勝をしたかったです」と悔しさをにじませた。大会は5種目あり、全国で210校、約4000人の選手が出場した。

2020年に同校を卒業したラモストシオさん(23=桐生市)も、10月に秋田市で開催された「第74回全国理容競技大会」(全国理容生活衛生同業組合連合会主催・秋田県立武道館)に出場し、ジュニア部門の「クラシカルバックバリエーションヘア種目」で3位に輝いた。前回と前々回大会はコロナで中止。22歳で出場したラモスさんは、年齢制限がある種目だったため最後の機会だった。ラモスさんは「競技には集中して臨んだので悔しいですが、学校の後輩の茂木くんと一緒に、夜中まで職場で練習したことが力になり良い思い出になった。さらに技術を磨いていきたい」と前を向いた。

卒業生小針さん パリで団体金!個人銅!

世界大会団体で金、
個人で銅メダルという快挙の小針さん

2011年に同校を卒業した小針秀文さん(東京都)も、9月にフランス・パリで行われた世界最高の技術を競う理容美容の祭典「ヘアワールド2022」(世界理容美容技術選手権大会)で大活躍。小針さんら理容日本代表シニアチームは、団体戦の「バーバーカテゴリー」で金を、「テクニカルカテゴリー」で銀メダルを獲得した。さらに、個人のシニア理容部門「クラシックフェードおよびスキンフェードカット」で、小針さんは銅メダルを受賞。日本の理容技術が世界でトップクラスとなったことを印象付けた。

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