飛躍する1年になるように 干支だるま製造中

高崎 今井だるま店NAYA

女性スタッフが筆を入れた「干支だるま」と「アマビエ様だるま」持つ今井社長

だるまの生産量が日本一の高崎市で、新年を前に「干支(えと)だるま」作りが進められている。

高崎市上豊岡町にある1930年創業の「今井だるま店NAYA」(今井裕久社長)では、来年の干支「卯(う)」をデザインしただるまに来る年への願いを込めて、職人が一筆一筆を入れている。

同店によると卯という字は、左右に開かれた門を表すことから、卯年は門を飛び出して「飛躍する年」になるようにという願いを込めている。同店では、ほかにも疫病退散の「アマビエ様だるま」や受験合格の願いを込めた「合格だるま」など様々な用途に応じただるまを製造し、店舗などで販売している。干支だるま2号本体価格1800円(税別)。4号3000円(同)。来年1月1、2日の高崎駅西口のだるま市にも出店予定。同店( 027-323-5145 )。

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