可憐に揺れるロウバイ 花開く

下旬から2月にかけて見頃
安中、桐生、板倉

今月5日に開園した安中市の「ろうばいの郷」に咲くロウバイ

薄黄色の花弁が特徴の落葉低木ロウバイ(蝋梅)が県内各地で咲き始めた。今月下旬から来月上旬にかけて見頃を迎える。

●安中市=松井田町上増田地区にある「ろうばいの郷」では3万2千㎡に1万2千本が甘い香りを漂わせている。入園料は中学生以上400円。恒例の「ろうばいまつり」は中止だが、切り花・苗木・野菜の販売は行う。現在6分咲き。午前9~午後4時。同園HP( http://www.roubai.com )で開花状況を公開。一方、同町新井地区の「新井ろうばい園」では、2千㎡の園内に7千本が可憐に咲く。切り花・野菜の販売も。問い合わせはともに同市観光経済課( 027-382-1111 )。

●桐生市=梅田町で地元のボランティア団体「台緑地の自然環境を考える会」が管理する「ロウバイパーク」には350本が植えられている。協賛者(1口100円)には飲み物配布。2月4、5日は「ロウバイ祭り」で苗木配布(要協賛金1口1千~2千円)やバンド演奏のほか、マフラーが当たるくじ引き抽選会も。問い合わせは梅田公民館( 0277-32-1483 )。

●板倉町=約500本のロウバイが植えられている雷電神社の境内でもつぼみが開き始めた。同神社は、7カ所の参拝印を集める「館林七福神めぐり」(31日まで)スポットの一つ。長寿・金運・子孫繁栄の三つの幸せを授けるといわれる神「福禄寿」がまつられており、花とともに楽しめる。同神社( 0276-82-0007 )。

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