山口晃ら桐生ゆかりの21作家 多彩な約50点を一堂に

桐生・大川美術館で特別展示
3月12日まで

山口晃《ショッピングモール》[部分](2015年~ 桐生市蔵/大川美術館寄託)
御子貝仁《Blooming》

桐生ゆかりのアーティストの作品を紹介する特別展示が、同市の大川美術館で開催中だ。国内外で活躍する山口晃さん(1969年~)を始め、戦後日本の抽象絵画を牽引したオノサト・トシノブさん(1912~86年)や日本を代表するテキスタイルプランナー新井淳一さん(1932~2017年)など21作家の約50点が並ぶ。

同館は2020年から桐生出身や桐生を拠点に活動するアーティストにスポットを当てた「桐生のアーティスト」展を毎年企画している。 今展では山口さんの作品「ショッピングモール」と共に、平面や立体、工芸作品などを展示。「第8回全国コットンパールアクセサリーコンテスト2022」で最高賞のグランプリを受賞したビーズアクセサリー作家・御子貝仁美さん(1971年~)のブローチなど、多彩な作品が紹介されている。 なお、特別展示と共に企画展「生誕110年 松本竣介デッサン50」も同時開催中。会期はともに3月12日まで。一般1000円、大高生600円、中小生300円。同館( 0277-46-3300 )へ。

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