今春、林の中にアート出現

シラネアオイやシャクナゲ、マグノリアなど一気に開花 華やかな春
赤城自然園

赤城自然園では花々が一気に開き春本番。榛名山など遠くまで展望できる見晴台からの眺め

赤城山の西麓に位置する赤城自然園(渋川市赤城町)では、春を迎え、色とりどりの花々が一斉に開いている。ツツジやシャクナゲ、クリスマスローズが咲き誇る園内。遠くに榛名山を望む「見晴台」からは、小川が流れる様子やスイセンやムスカリ、マグノリアの花が競演するのが見られる。

同園は、今春から、赤城山の工房で無垢材の個性を生かした木のアートや家具を生み出す富田学さん(WOOD IN WOOD FURNITURE代表)とコラボレーション。「Wood into the Woods」をテーマに、園内に3作品を展示している。富田さんは、1989年 伊勢崎市生まれ。海外で過ごした後、前橋市粕川町中之沢の工房で自然素材にこだわったオーダーメイドの家具を制作。2018年から自身のブランドを設立している。

自然の中に展示されている木工家具職人富田学さんのアート作品

運営会社クレディセゾンは、「富田さんの作品は、樹木のエネルギーを活かして、自由で斬新。赤城自然園の自然と融合することで、イマジネーションの森へ誘います。『アート×自然×未来に森を引き継ぐ取り組み』を皆様の感性でお楽しみください」と呼び掛ける。入園料高校生以上1000円。4、5月は無休。同園( 0279-56-5211 )。

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