学習会「簿記坂セミナー」に70人

高崎商科大学

メモをとりながら坂本恒之代表の応援講演を聞く高校生ら

今月10日、高崎商科大で日商簿記検定1級合格を目指す高校生対象の学習会「簿記坂セミナー」が開催され、全国の高校生と指導教諭ら約70人が参加した。高校生は模擬試験と解説授業を受け、教諭らは指導方法などについて情報交換した。また公認会計士らによる応援講演があり、永和監査法人(東京)の伊藤嘉基さんは、監査法人の役割や遭遇した問題について紹介。会計システムを扱うスマイルワークス(同)の坂本恒之代表は、煩雑化する業務の改善や利益率向上にクラウドシステムが有効と説明した。主催した日本商工会議所事業部の高野晶子副部長は「1級受験の高校生は少数。同じ志の仲間と刺激し合って学習に励んで欲しい」と話した。

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