健康増進などで連携協定を締結

群馬医療福祉大と群馬ヤクルト販売

産学連携協定の締結式が開かれ、協定書に署名した群馬医療福祉大の鈴木学長(右)と群馬ヤクルト販売の塩谷社長(左)=同大前橋キャンパス

県民の健康寿命の延伸やQOL(生活の質)向上に向けて、群馬医療福祉大と群馬ヤクルト販売は先月12日、同大前橋キャンパスで「産学連携協定」を締結した。同社が開催するポールウォーキング教室を通して、同大の教員らが医学検証を行い、高齢者福祉や介護分野に貢献することを目指す。

2本のポールを使うポールウォーキングは、老若男女誰でも気軽に始められる歩行運動で、筋力アップや姿勢改善など様々な効果が期待できる。同大の鈴木利定学長は「地域の健康支援に学生や教員が関われるのは、大学にとっても大きなプラスになります。産学連携を通して、地域社会に貢献していけたら」と力強く語る。同社の塩谷輝行社長は「ポールウォーキングは、健康増進効果が高い運動として注目されています。群馬県で普及させ、日本一の健康県にしたいですね」と意気込む。

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