戦国武将モデルから愛らしい武者人形まで
高崎のアートこうげつ人形
端午の節句を前に、アートこうげつ人形（高崎市山名町、渡邊聖也社長）では五月人形や兜の販売が本格化。熟練の職人技が光る商品を求め、多くの家族連れでにぎわっている。
同店は伊達政宗、上杉謙信、真田幸村、徳川家康など戦国武将をモデルにした定番の兜飾りに加え、内閣総理大臣賞を受賞した伝統的な兜や印伝で仕上げた重厚な正絹兜セット、織田信長をモデルにした現代風の愛らしい五月人形など、多彩な商品を扱う。
近年は小ぶりサイズを求めるお客が増加。住宅事情や多様化するニーズを考慮し、箱がそのまま飾り台になる収納タイプの鎧兜や室内用鯉のぼりなどコンパクトな商品も数多く販売する。商品価格は３万～20万円で主流は10～15万円台という。同社の渡邊社長は、「伝統的なデザインからパステル調のモダンなものまで、幅広い商品を扱っています。飾った時の豪華さと収納性を両立させた商品は特に人気が高い。ご家族それぞれの思いに添った五月人形を是非、見つけて下さい」と話す。なお、購入者には家紋入りの名前札と写真立てをプレゼント。同社（ 027-381-6233 ）。