リリスクのminanさん ソロでメジャーデビュー

5人組女性ラップユニット「lyrical school(以下、リリスク)」のヴォーカルに加え、FM GUNMAの番組パーソナリティーなど多彩な才能を持ち活躍する群馬県出身で在住のminanさんが、ソロでメジャーデビューを果たした。11月24日にはミニアルバム「ttyl(ティーティーワイエル)」を発売。今号では、minanさんにデビューへの思いなどを聞いた。
曲を作るために、生活の中で考えていることを忘れないようにとメモするようにしています

―メジャーデビューの気持ちは?
とても嬉しいです。ソロ2作目でメジャーデビューになりました。たくさんの方に背中を押していただき手にすることができた機会なので、しっかり頑張りたいと思います。

タイトル「ttyl」は、「talk to you later」の略語で、日本語に直すと「またあとでね」という意味なんです。コロナ下で皆さんは友だちに会いづらくなってしまったり、ライブに足を運びにくくなったり。でも、「悲しい気持ちにならなくて大丈夫だよ、もう少ししたらまた会えるから。そんなに頑張りすぎずに、少し楽に生きていこう。またあとでね」と気持ちを込めたタイトルになりました。この状況でしかできなかったミニアルバムです。

―ミニアルバムはどのように作ったのですか?
ミニアルバムには、タイトルと同名の「ttyl」など8曲が収録されています。今回はソロなので、グループ活動ではやらないこと、できないことを全部やろうと思って、自分のやりたいことを詰め込みました。ジャケット写真の衣装やヘアメイクなどのプロデュースにも関わっています。楽曲は、私がいま好きな温度感の音の上に、思っていることを詰め込んだ内容です。グループでは、楽しいアッパーな気持ちを歌っている曲が多いですが、ソロではそうじゃない方法で曲や詩に寄り添えたら、と楽曲に落とし込みました。「生きていると楽しいことだけではない」と歌にしています。

―リリスクのメンバーの反応は?
リリスクのみんなが「かっこよかったよ」と言ってくれました。私もメンバーも個人活動で得たものをグループに還元したり、グループ活動で成長できたことを個人活動につなげたり、バランスがうまく取れたらいいですね。初めにグループを知っていて、それから私の事を知ってくれた方はもちろん、逆に、私のソロからグループを知るなど両方あったらいいですね。もっと多くの方に広く届いてほしい。

―どのような子ども時代でしたか?
小さい時から好奇心旺盛な子だったので、やりたいことを両親は何でもやらせてくれました。幼稚園の頃にセーラームーンになりたい!と思っていたところが原点でした。大学卒業してオーディションを受けて、受かったのがリリカルスクールでした。芸能活動を始めてからは、しっかり考えがないと継続ができない世界なので、例えば読書したり映画見たり、意識的に知識を養いながら頑張っています。

―群馬出身在住なのですか ?
生まれてからずっと群馬に住んでいます。都内と群馬の往復では、読書やクールダウンの時間など、結構有意義に使えています。群馬に帰ってきたときは、空気のにおいが違うのがわかります。駅に降りた瞬間に、「群馬すごく空気きれいだぁ!」っていつもほっとするんですよね。群馬がとにかく大好きです。

―将来の夢はなんですか?
いつか井森美幸さんや中山秀征さんみたいに、群馬県出身の芸能人として有名になれたらいいですね。皆さんに、名前や曲を覚えてもらえるように頑張りたいと思います。

★リリース情報
EP「ttyl」/発売日11月24日(配信同時)税込1500円(CONNECTONE/ビクター)

★LIVE
12月5日高崎JAMMERSでワンマンライブ。午後3時半開演。
https://www.jvcmusic.co.jp/lyricalschool
http://lyricalschool.com/

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