木からガソリンを作って地域を活性化(vol.210)

木からガソリンを作る地道な研究(上野村)

エムラボは群馬県の自治体で一番人口が少ない上野村に本社を構える会社です。設立のコンセプトは「人が人として幸せに暮らしていけるお手伝い」で私たちが地域の人たちを笑顔にするために出来ることはなんでもするという会社です。例えば、ホームページの作成、新メニューの提案、タブレット教室、イベントの企画、ふるさと納税のパンフレット作成、補助金活用の相談など何でもやっています。このところ、上野村以外の多くの地域の方とつながりお仕事ができて、ありがたいことです。

最近では、上野村の食材を使ったレトルト食品を自動販売機で販売したり、木からガソリンを作る研究などもしています。レトルト食品は、コロナウイルス感染症をきっかけに、都会を避けて訪れてくる観光客の方に上野村産の食材を使った美味しいものを安全安心な状態で提供しています。食材を生産する農家さんも購入する方にもほっこりしていただきたいと始めた事業です。

もう一つの、木からガソリンを作る研究のきっかけは、上野村は面積の97%が森林だということです。この森林を活用することが上野村の活性化につながります。私たちの生活は、電気も、服も、プラスチックも、車も石油に依存していますが、その石油を日本ではほとんど採収することができません。せっかく地元の地域でお金を稼いでも、石油を使うとみんな産油国に流れてしまうのです。

弊社が提供する技術を使えば、木から石油を作ることができて、燃料代を地域の林業従事者に給料として支払うことができます。そしてそのお金を再び地域内で使うことができます。この仕組みを通じて、多くの地域が活性化していくことを願っています。

エムラボ株式会社
代表取締役社長

三枝 孝裕さん

【略歴】1981年栃木県佐野市生まれ。製麺所の3代目。群大工学部卒業。10年前から上野村に移り住み、観光協会職員として、特産品販促や体験型イベントの企画、バイオマス発電や水力発電の調査などに従事。2018年7月からエムラボ株式会社代表取締役。日本中の全ての地域が活性化するよう奔走している。

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