高崎女子高 マンドリン部

部活動に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに…
仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

 

ピックの使い方で繊細さや迫力を表現

新体制となって初めての外部向け演奏会を終え、満足げな表情をみせる高崎女子高マンドリン部の部員たち=吉井の南陽台小学校にて

部長 千木良 風香 (普通科 2年)

皆さんこんにちは。私たち高崎女子高校マンドリン部は、創部30年以上の歴史を持つ伝統ある部です。1年から弾き始める人がほとんどで、現在、1年22人、2年15人、計37人で活動しています。昨年度の県コンクールでは優秀賞・県教育長賞を獲得し、今年7月の全国大会に3年連続で出場しました。これを花道に3年14人は引退、8月から新体制での活動が始まりました。今は4年連続出場を目標に、一生懸命取り組んでいます。

マンドリンはイタリア発祥の弦楽器。弦は2本1組、全部で8本あり、ピックを使って2本同時にはじいて演奏します。ほかに、ひと回り大きく1オクターブ低い音が出るマンドラ、さらに大きいマンドロンチェロに加え、クラシックギターとコントラバスでオーケストラを構成しています。マンドリンの魅力は、繊細な音や迫力ある音色など、ピックの使い方次第で表現を変えることができる点です。逆にギターは指で、コントラバスは弓と指で演奏に緩急をつけます。ステージでは曲の頭でお客様の心をつかむことを常に意識し、互いの音を聴き合いながら1つの音楽をつくることを心がけています。

昨年度から土屋文明記念文学館や小学校で演奏する機会にも恵まれました。毎年5月には群馬音楽センターで定期演奏会をしているので、興味がある方はぜひ聞きに来てください! 先輩方が築いてくださった素晴らしい伝統を受け継ぎ、さらに覇気があふれる演奏ができるよう頑張っていきたいです。

8月、中学生と保護者向けに開かれた「学校説明会」での演奏風景。毎年、オープニングで演奏するのが定番
マンドリン。2本で1組、全8本の弦がある

 

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