高北生が取り組むSDGs―地域とのコラボで楽しく学ぶ―(Vol.199)

昨年度実施した「高北お弁当の日」に、生徒が作ったお弁当の写真をコラージュ。なるべく地域の食材を活かした調理をするよう呼び掛けた

私たち高崎北高校家庭クラブは2019年の年度末からSDGsについて学習を始めました。

本校は農業地域に立地していますが、生徒の多くは地域の農産物についてあまり知らないという現状がありました。そこで、地元で農業を行うNPO法人やJA、高経大の学生らとコラボし、地域の食農に触れる体験イベントを企画。生徒たちは、収穫体験に加えて、小学生対象の食育クイズや紙芝居などを行い、ともに楽しくSDGsが学べるよう工夫していました。

地域の農産物を食べて応援することの重要性を知った生徒たちが次に取り組んだのは「高北お弁当の日」。本校では、地域の食材を積極的に使ったオリジナル弁当を自分のために作る活動としました。1年生は必須、2、3年生はできる人のみというルールでしたが、みな頑張って渾身のお弁当を作ってきてくれました。

食農以外では、端切れを使ったマスクケースやそば殻枕を作成し、近くにある特別養護老人ホームへプレゼントしました。

こうした活動はSDGsの「②飢餓をゼロに」「⑪住み続けられるまちづくり」、「⑮陸の豊かさも守ろう」「⑰パートナーシップで目標を達成しよう」などと関連づけて動画にまとめコンテストに応募し、特別賞を受賞。これは生徒たちの励みとなりました。 現在は食品メーカーと協力して高崎産小麦の麺を使った焼きそばパンを開発、校内での販売を目指し準備中です。ちなみに地産地消は「⑬気候変動に具体的な対策を」にも関連します。

今後も生徒達と一緒に地域や環境のために何が出来るかを考え、一つ一つ誠実に実践していきたいと思っています。

 

群馬県立高崎北高校  家庭クラブ顧問
反町 文子さん

【略歴】高崎市在住、群馬県公立高校教諭。2019年度より母校である高崎北高校で家庭科を指導。家庭クラブ顧問として「高校生が取り組むSDGs」に力を注いでいる。写真部顧問。

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