休園前に感謝の気持ちを込めて 移動水族館など多彩なイベント

ありがとう30年
前橋・カネコ種苗ぐんまフラワーパーク

移動水族館のペンギンを見学する来園者ら

ありがとう30年!」と題し、前橋のカネコ種苗ぐんまフラワーパークは18、19日、移動水族館や花火大会、ライブなどを開いた。同園は今月20日から2年間休園し、2025年4月にリニューアルオープ ン予定。感謝の気持ちを込めて、2日間にわたり多彩なイベントが展開された。
 
18日はライブや花火大会、19日はウクレレまつりや日光さる軍団のパフォーマンスが行われ多くの人で賑わった。両日とも実施された移動水族館(中央動物看護専門学校主催)では、熱帯魚など約40種1000匹を展示。真っ暗な屋内では水槽内のクラゲや金魚などがライトアップされ、幻想的で美しい空間が広がっていた。屋外ではペンギンやウミガメの展示に加え、ウニやヒトデ、ネコザメ、ナマコと触れ合えるコーナーも登場。桐生から訪れた井本友里恵さん(35)と樹里ちゃん(5)親子は、「ペンギンが近くで見られて楽しかった。休園は寂しいけれど2年後にまた遊びに来たい」と再オープンを心待ちに、笑顔で同園を後にした。

ウクレレまつりの様子
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