見て、触って、楽しんで 触れる作品展

全盲の彫刻家・三輪途道さんと県立盲学校児童らの立体約30点
中之条で9日まで

三輪さんの作品を触って楽しむ来場者

全盲の彫刻家・三輪途道さん(57=下仁田)と県立盲学校の児童らによる触れる作品展「ミル・キク・アソブ」が9日まで、中之条のイサマムラ伊参公民館で開かれている。現代アートの祭典「中之条ビエンナーレ2023」の町民プロジェクトの一環で、三輪さんが代表を務める一般社団法人メノキと同ビエンナーレ実行委が企画。目が見えない人も見える人も、誰もが楽しめる展示になっている。

県立盲学校の児童生徒の立体作品

会場には少女や鍋、おせんべいなどをモチーフにした三輪さんの立体と、県立盲学校の児童らによる立体約30点が並ぶ。三輪さんは、「観るだけでなく、実際に触ることで作家の心情を、より深く感じてもらえたら」と話す。入場無料。メノキ事務局( 080-6645-1779 )。

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