絵と言葉のコラボ 詩画作品の公募展

富弘美術館(みどり)
25日まで

一般優秀賞 伊藤彩乃 「まあ、頑張ってみるか。」

みどり市の富弘美術館では「第11回富弘美術館 詩画の公募展」を2月25日まで開催中。作者一人ひとりの体験や感性から生まれる「いのちの尊さや輝き」が表現された作品が並んでいる=写真は一般の部優秀作。同展は、絵と言葉がそれぞれ生かされて、一つの画面に収められている「画文一体」になっている「詩画」表現の普及を目的に毎年公募している。

昨年は7~9月に募集し、一般の部に737点、みどり市小中学生の部に899点、合計で1636点の応募があった。

会場には、星野富弘さんなどが審査した優秀賞3作品を含む一般の部とみどり市小中学生の部の入賞者74人の作品が展示。ほか、みどり市小中学生の部に応募した全作品も展示されている。今回は大賞の該当者はいなかった。同館学芸員の相崎ちひろさんは、「体験や感性から生まれた見応えある作品をぜひご覧ください」と呼び掛ける。

一般優秀賞 新庄すが江 「躍動する生命(いのち)」
一般優秀賞 中山久乃 「蟻ノ唄」

同時に特集展示「星野富弘が描く果物」も開催。2月17日午後1時30分~は「折り紙教室・缶バッジづくり」、24日①午前11時30分から②午後1時30分からは、「定期朗読会」がある(予約不要)。一般520円、小中学生310円。同館( 0277-95-6333 )。

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