太田市立太田高校 ワープロ部

部活動に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

 

 

 

太田市立太田高等学校ワープロ部の部員たち

「10分1200字」「エラー0」目指し精進

部長 眞貝  唯愛(商業科2年)

私たち市立太田高校ワープロ部は、1年7人、2年7人、計14人で活動しています。ワープロ部は、パソコンで速く正確に文字入力をする「タイピング技術」を養う部活動です。使うソフトウェアは「Word(ワード)」で、検定試験や競技大会などがあり、具体的には10分間に何文字入力できるかが問われます。

全国商業高等学校協会主催の検定1級は700文字、全国大会で優勝するには2600文字前後入力しなければなりません。上達には、速さと正確さのバランスを上手くとることがカギになってきます。タイピングが速く正確にできれば、将来ビジネスに関わるうえで、とても役に立ちます。

練習は平日に毎日、1時間程度。学年、男女、商業科・普通科の枠を超えて仲が良く、部員みんなが互いに競い合ったり教え合ったりして、楽しみながら活動しています。速く打つコツはキーボードを見ないで打つ「タッチタイピング」を覚えることです。

競技大会は団体の部と個人の部があり、前者は各校3名の合計打数を競います。6月の県大会で団体優勝できれば、8月の全国大会に出場できます。団体優勝校を除く個人上位者も出場でき、本校でも最近では2018(平成30)年度に個人で全国大会に出場し、正確賞(全国大会の規定では1500文字以上でエラー0、県大会の規定では1200文字以上でエラー0)をとっています。みんなで全国大会を目指して日々頑張っています。

私は入部当初、10分間で100文字程度しか打てませんでしたが、2年生になった今は、1000文字を超えるほど速く打てるようになりました。自分でも成長できたと思います。日々の積み重ねがこのような結果としてあらわれ、嬉しく感じています。

今後の個人目標は、県大会で「1200文字」「エラー0」で正確賞をとることです。達成に向けて、日頃の練習でも正確に打つことを意識し、精進していきたいと思います。

校内のパソコン室で、1人1台ずつ使って
タイピングの練習

 

全員一斉に10分間の計測を行う。
原稿どおりに、速く、正確に入力する

 

採点をしている様子。10分間の計測後、入力したものを印刷し、原稿と照らし合わせてエラーのチェックをする。自分が間違って入力した箇所を確認し、改善を図ることができる

「タイピング」力(りょく)上げ、狙うは「正確賞」

副部長 沖崎  翔 (普通科 2年)

私がワープロ部に入部した理由は、タイピング力を上げたかったからです。私はタイピングが苦手で周りの人と比べても遅い方でした。部活動を始めてすぐは、タッチタイピング(手元を見ずにキーボードを打つこと)もできませんでした。また、先輩方のタイピングを見て、「自分もあれほど速く打てるのか」と正直不安でした。しかし、インターネット上の無料タイピング練習サイトなどを利用し練習するにつれて次第に速くなっていきました。今では10分間に1000文字前後入力できるようになり、部内でも速い方になりました。まだまだ大会では結果を残せていないので、次の大会では正確賞をとれるように、ミスを気にしながら練習していきたいと思います。

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